ヴィーガンとか動物愛護の人とか。
こんにちは、桃源です。
私はヴィーガンではありません。
肉として食べられる生き物を見るとまあ、可哀想だな、とは思いますが。
肉を食べたいから食べる、それだけです。
だって美味しいんだもん。
ヴィーガンの人って、ちょっと苦手なんですよねえ。
動物の命が可哀想だから植物を食べるって、じゃあ植物は生きていないとでも言うんですか、水を吸って土から養分を得て成長するのに……とか思っちゃって。
別にヴィーガンの方全員がそうとは限らないって分かってるんですけどね。
この間見たヴィーガンの方のブログで、肉食をする人は欲を抑えられない人だ、とか書いてあって……まるで自分は優れているけどお前たちはそうじゃない、みたいな書き方で、イラッときちゃったのもありますねえ。
あ、あと、動物由来の製品を買わないよう訴えかける、いわゆる不買運動ってやつですか? あれもちょっと、どうかと。
製品を作っている方にだって生活があるのになあ。営業妨害は駄目でしょ。
邪魔だゴッ太郎さんの漫画を見て思ったこと、色々あるんですけど。
とりあえず、牛が可哀想だから牛乳を買わないっていうのはおかしいんじゃないかな。
その牛乳、買われなかったら処分されるだけですよ。
何にも利用されず、誰からの感謝も与えられず、ただ無駄として消えるだけですよ。
死んだ動物の肉も乳も毛皮も、せっかく私たち人間用に用意されたものなんだから、せめてできるだけ、無駄なく利用してやりたい。
だから私は、何かご飯を食べる時、決して残さないようにすることを心がけています。
もし私が家畜で、人間のために殺されたとしたら、私は絶対にどんな感謝をされても人間を許さないとは思うけど……。でもそれだけ苦労して生み出したものをあっさり捨てられるより、何らかの形で有効活用してくれた方が嬉しいと思う。
まあ結局、どっちの意見も人間がほざいてるだけなので、意味ないですけどね。
動物の気持ちは、きっと人間には一生分からないよ。
想像だけで語るの、やめようか。
一昨日の美容院での話
こんにちは、桃源です。
ちょっと髪が重くなってきたので10月21日に美容院に行ってきました
そこで髪を切ってもらっている間、担当の美容師さんと少しお話をしたのですが。
なんとその美容師さんがFEとTOを知っていることが判明……!
しかもタクティクスオウガの方に関してはかなりのやりこみプレイヤー。
今まで家族以外にリアルでFEやTOの話が出来る人が周りにいなかったので凄くびっくりしました!
美容師さんの方も、中学生の女の子がそんな渋いゲームをやっているとは、って超驚いてました笑
これから美容院に行くのが少し楽しみになった気がします。
以上です。お付き合いくださりありがとうございました。
四色定理の証明は美しくないらしい
こんにちは、桃源です。
この間学校で幾何の調べ学習が出されまして。
テーマは幾何に関することなら何でも良いとのことでしたので私は四色定理について調べることにしたんですよ。
ところがびっくり、定理とかいうから取り敢えず証明調べて書けばいっか〜とか思ってたらこの四色定理、よくありがちな「簡潔な証明」がないんですって。
今日はそのことについて書こうと思って。
円周角の定理だのチェバ・メネラウスの定理だの三平方の定理だのは文字で証明を書き表すことができますよね。
なのに四色定理ときたらコンピューターを用いらないとその正しさが証明できない。
円周角たちの簡潔な証明、即ち「エレガントな証明」を捩って
世間様はこいつを「エレファントな証明」と称したそうです。
【そもそも四色定理ってなぁに?】
「飛び地を考えないものとしたとき、平面上のいかなる地図も、隣接する領域を異なる色で塗り分けるとしたら4色あれば十分である」という定理です。
1852年にフランシス・ガスリーという人によって発見されたのですが、思いの外証明が難しく……。
およそ120年もの間未解決問題とされ、多くの数学者に膝を折らせてきたそうです。
そして1976年、二人の数学者によりコンピューターを用いた証明が発表されました。ただ、使用したコンピューターのバグが発生していた可能性があることから、あまりすんなりと受け入れられはしなかったようです。
現在はコンピューターの制度の向上により、この定理は正しいとほぼ認められているとのこと。
詳しくは調べてちょ。
【で、結局何が言いたいのさ?】
美しくないだのエレファントだの散々な評価を受けている四色定理ですが。
私はこの証明、かなり美しいんじゃないかと思うんですよね。
だってこの証明の方法って、遥か無数にある可能性を地道に試していって、その果てに真実を見つけている、そんなものなんですよ。
果てしなく続く長い道に、人の足で一歩ずつ、一歩ずつ歩いて挑戦しているような感じがして、凄くカッコよくないですか。
まあ実際にはコンピューターさんにお手伝いしてもらってるんですけど……。
元々、美しいと言われる証明のことを全く美しいと思えなくて。
自然界にただ存在している複雑な事実を全て理解して簡単に表して、それを美しいとすることが、酷く傲慢に感じられて。
本当の数学の美しさってのは、人間がどうあがいても理解できないところに存在しているんじゃないかと、そう考えるような人間なんです、私は。
天邪鬼なんですかねぇ……それか反抗期、中二病。
まあこんなことをのたまえるのも学生の特権ということで。
いつか大人になった時にこのブログを見直して、枕に顔を埋めてジタバタしたいものです。
もう夜も遅いので今日はここまで。お付き合いありがとうございました。
ボランティアの話。
(この記事には偏見強めの主張と愚痴が多分に含まれておりますので閲覧の際にはご注意ください)
こんにちは、桃源です。
えー、突然ですが私学生でしてね、学校からボランティアをやれやれと言われているのです。
でも思うことがあって。
ボランティアって本来自発的にやるものであって、こうやって学校から強制されるのって意味わかんねえなって。
話はちょっと遡るのですが、夏休み前最後の学年集会にて「夏休み中にボランティア活動をしてそれをレポートに纏めなさい」というお達しが出たのです。ボランティア活動の内容は自分で選択可。
その話をした先生曰く、ボランティア活動は強制じゃないけどやっておくといいから課題にしますって。
いや矛盾してね?
だってボランティアってさ、自分から行う見返りを求めない活動のことなんでしょ。
誰かから強制されるものじゃないんでしょ。
なのに課題にするって普通におかしくね?
しかもその学年集会ではボランティア経験者の先生方による座談会(笑)が開かれ、3人の先生がお話しくださったのですが、その中に先程の先生も含まれていて。
で、その先生だけなんかボランティア活動やってる自分凄いでしょみたいに話しててイラッとしました。
いやね、確かに凄いと思います。自ら人のために行動できるの。
ただね、それを他人に自慢するための材料にするのはどうかと思います。
ボランティア活動やって自尊心高めるのは別に勝手にどうぞ。
でも人に押し付けるのはやめてね。嫌々やらされるボランティアとかサジでwin-winどころかlose-loseですから。
あと私結局家にいながらでもできる雑巾縫いのボランティアを選択し取り組んでみたのですが、「ボランティアといったらどこかに行って現地の人と交流するものだよね」みたいな学校の押しつけとクラスの風潮が嫌だなって感じました。
「学校に通うだけでは得られない出会いがある」なんて言葉何回聞いたでしょう。
なんならボランティア探してるときの情報まとめサイトにもそんなことばっか書かれてました。
いやね、確かに多くのボランティアはお外に出るものだと思います。
ただね、自宅でできる活動ができることにも少しは触れてほしいなあって。それを知らないなら情弱とでも言いましょうか。
あとボランティアやっとくと将来の役に立つ、みたいな打算があるのもちょっとなあ。
言ってることは正しいって分かってるんですけど。
何にでも反発したい年頃だったんだなっていつか笑えるでしょうか。
別にボランティア活動を否定しているわけではないんです。
でも、私は純粋な善意で取り組みたいです、ボランティア。
だってその方がかっこいいから。
愚痴ばっかりでごめんなさい、今回はここまで。それではまた。
聖戦の系譜の音楽が好き
FE聖戦の音楽が好き
こんにちは、桃源です。ファイアーエムブレム聖戦の系譜、プレイ中です。
題名にもある通り聖戦の音楽が本当に好きです。マジで名曲揃いだと思う。
まずマップ音楽。以下ちょっとネタバレ含みます。
序章、1章は華やかでこれからの未来への期待というかなんというか……そういう明るさがあるのに、2章からだんだんと切なげな音楽になっていって……。
2章、3章の音楽はなんとなく、秋のイメージがします。葉が落ちていって、冬に近づこうとしている時季の。特に3章はエルトとの対決が迫っているということもあって、二人の葛藤と覚悟が感じられるような。先の展開を知っていると、一歩ずつ滅びに向かって歩みだしているような気も。
4章はマップも相まって完全に冬だなって。静かで厳かな旋律、無性に肌寒く物悲しくなる……。
親世代の終章・5章の音楽は4章とは打って変わって、序盤のような勇ましい音楽。ただ纏う雰囲気が明らかに違う。章の始めのナレーションといい、シグルドと神父様の会話といい、破滅の運命はもう見え始めているのに、それでも必死に足掻こうとするシグルドたち、のように感じられます。「運命の扉」というタイトルがまた良いですよね……クロード神父のお言葉が胸に沁みます。
敵軍フェーズの音楽もすごく、相手の特徴を的確に表していて良いですよね。ヴェルダン軍やオーガヒル軍はいかにも賊って感じな一方、アグストリア軍の音楽は甲冑に身を包んだ騎士たちがこちらに突進してきているイメージが浮かんで。
シレジア軍の音楽は敵の妖しさというか、どこから襲われるか分からない恐怖というか。シレジアって本当守りに適した国だと思います。
今は5章攻略途中なので6章以降の音楽はまだ分からないのですが、きっと良い曲なんだろうな……楽しみです。
杖使用時の音楽。過酷な戦場において癒やしを感じられるような優しい曲調だと思います。単純な音の繰り返しのはずなのに……音楽ってすごいですね。
シルヴィアが踊った時の音楽。調べてみたところ踊子おうえんというそうです。それと彼女が自分からモブに攻撃したときは専用の曲、踊子たたかうが流れるんですね。シルヴィアらしい軽やかで弾むような音楽、可愛らしいです。たたかうの方はシルヴィアが攻撃する場合があまり無いので滅多に聞けないのが残念ですが……。
自分から攻撃した時の高潔で勇ましい音楽とは対照的に、敵から攻撃された時の音楽は守り、受けを重視した緊張感が感じられる気がします。剣を構えて腰を少し落とし、眼球だけを彷徨わせているモブ兵さんの姿が頭の中に浮かびます。……序章、1章で斧持ってスタスタ歩いてくる敵の印象が強かったからでしょうか。
他、会話の物悲しい音楽やデュー関連の音楽も好きです。
あと忘れちゃいけないのが仲間入りの音楽!あの曲通して説得の流れを表現しているように思えて本当に好きなんです。
最初の2小節は新しい仲間になれそうな人との出会い、次の2小節での低音は敵の言葉、その次の「ファミドレラソミ」という高音のメロディーは説得役の人の言葉。そこから低音と高音が交互に繰り返されるのは、仲間入りを拒む敵を味方が必死に説得するやり取り。最終的に低音と高音が重なり合う……と思うんですけど、そこは見事心が通じ合って敵が味方になってくれたとき。
昔のFEの何が楽しいかって、勿論戦闘もなんですけど、やっぱり説得によって敵を味方にすることが本当に楽しいんですよ。最近は最初から仲間だったりストーリー進行で自動的に仲間になったりするユニットが殆どだと思うんですけど、昔の敵が味方になるシステム好きだからもっと増やして……。
キリが無くなっちゃいそうなので今回はここまで。
お付き合いくださりありがとうございました、それではさようなら。
ドラクエ3 3DS版クリア〜
こんにちは、桃源です。
夏休みに入ってから密かに進めていたドラクエ3の3DS版、ついにクリアいたしました。
(ゾーマ戦までなのですが、一応本編クリアとさせていただきます)
最終編成は男勇者、男盗賊、女賢者、女魔法使い。
(以下少々見苦しい文や独自設定が見られるのでご注意ください)
勇者は大器晩成型でした、多分。序盤のレベルアップが遅く、これ本当に主役できるのか……?なんて不安に思ってました。単純な打撃で与えるダメージでも盗賊に劣ってましたし……。
ただダーマに着いてから仲間が転職→塔でレベル上げ→転職……を繰り返したとき。
ドラクエ3は経験値分配方式なので、転職は一人ずつ行って他の仲間には酒場で待機して貰おうとしたのですが、この勇者、酒場で呑んだくれにならないんです。
そりゃそうか。
だから転職も酒場行きも出来ない彼もレベル上げに同行、そうすると必然と経験値が入っちゃって。
最終的にはパーティー内で最もレベルと力が高くなりました。
ただし素早さと賢さは最下位。脳筋勇者様です。
性格はくろうにん。
最初の性格診断、結構私のこと言い当てられててびっくりしました……。
盗賊は序盤の救世主。途中まで力がぐんぐん伸びてくれました。途中で僧侶と魔法使いに転職していただき、それぞれレベル20まで鍛えていただきました。無駄に伸びるMPを活用、ついでにベホイミ使いが増えたら楽だなと思って……。
殆どの敵に先手を取りヒャダルコやムチで一網打尽にしていく姿がカッコよかったです。
ただ終盤になるとちょっと物足りなくなっちゃうかな……。
ベホマまで覚えておくべきだったかなと軽く後悔しています。
最終的には打撃アタッカーの地位を勇者に譲り、自身ははやぶさの剣を持ちつつ賢者の石係となってしまいました。物理攻撃では勇者に勝てず、魔法攻撃では魔法系職業の女子二人に勝てずの器用貧乏です。
これが残念なイケメンってやつか……。一応メタル狩りでは活躍してくれますよ!
性格はいっぴきおおかみ→きれもの。
女賢者、可愛いです。マジで可愛い。愛で愛でしたい。勇者とサークレットおそろなの萌えるし聖職者の派生系のくせして結構露出度高い服装してるの好き。公式イラストのポーズ好き。おっぱいおっぱい。
女僧侶ちゃんをレベル20ちょいまで育てた後、さとりのしょで転職しました。
仲間の回復という役割が安定していたからか、序盤からクリアまで使い勝手はあんまり変わってません。
ただ魔法使いと僧侶の魔法をどちらも使えるうえに剣も装備できちゃうので、終盤は割と攻撃してることが多かったりします。ゾーマも賢者と魔法使いのメラゾーマでゴリ押して勝ちましたし……。いわゆる器用万能ってやつです。
器用万能な女賢者ちゃん可愛いよ女賢者ちゃん。
性格はがんばりや→やさしいひと。
ちなみに桃源'sワールドの中では盗賊の姉だったりします。
女魔法使いはりりょくのつえで殴る人。マヒャド、ベギラゴン、イオナズンを巧みに操り雑魚を蹴散らす強い人。多分怒らせたらこんがり焼いちゃう人。
彼女もパーティー内での役割が安定していたので、序盤からクリアまで特に目立った変化は見られませんでした。
強いて言うならバラモス戦にぬいぐるみ装備で挑んだことでしょうか。ちなみにゾーマ戦にはまほうのビキニ装備で挑みました。多分うちの魔法使いはコスプレ好き。
彼女にも一度僧侶になっていただきベホイミまでの回復呪文を習得しておいたのですが、やっぱりベホマまで覚えておくべきでしたかね。
……いやまあ、他の役割が多すぎてベホマする時間ないか。
ボス戦ではスクルトルカニバイキルトを駆使し戦いをサポートしてくれました、ありがとうございます。
性格はがんばりや→いのちしらず。
いやもう本当にドラクエ3、傑作でした……。
エンディングの「そして でんせつが はじまった」とかさ、もう……もう……。
まず最序盤、アリアハン大陸からの旅立ちの流れが良いですよね。
長い洞窟や塔を抜けてやっとまほうのたまを入手し、新天地への扉を開ける。
その時に得た地図で、自分が歩いていた土地は世界の一大陸に過ぎなかったのだと知る。
……天才かな?
船を入手した後の開放感やばい。どこにでも行ける気がするし、実際に迷ってストーリーからはかなり外れた場所に行っちゃった。
あとラーミア復活イベントがすごく神々しい。あれもう一度見たい……。
すぎやま先生流石っす……。
それからバラモス倒して下の世界に降りたときの感動。
これドラクエ1で見たところだ!とか何回も言いながら進めていく。
そしてついにゾーマを倒した……と思ったら地面が割れて落っこちて、アレフガルドに閉じ込められる。
ルーラの行き先からもアリアハンその他諸々が消え、帰れないということを実感させられる。
そして各地を回ってからラダトーム王に謁見し、祝いの宴。今度はもう誰にも邪魔されない。
そしてエンドロールが流れ、タイトル画面へと映る。
はぁ〜〜〜〜〜〜〜〜最高。
王道なストーリーながらも、伝説へと繋がる華々しさと一抹の切なさを感じる終わり方。好きです。
この令和の時代にRPGの王者とも言えるドラクエ3を初見でプレイできてよかったです。
多少のネタバレは踏んでしまっていたのですが、それも気にならないくらい冴えた演出で、本当に素晴らしかったです……。
それでは裏ダン攻略に行ってまいりますので、今回はここまで。
お付き合いくださりありがとうございました、ではでは。
音楽劇『精霊の守り人』を見に行ってきました!
2023年7月30日。天気は超晴れ、気温はおよそ35度の真夏日。
私と母は、東京日比谷の日生劇場へと赴いた。
音楽劇『精霊の守り人』
A13出口に続く道を歩いている途中、私と同年代と思われる少女3人が前を歩いていた。
原作未履修(というか登場人物の名前が分からなくなり途中で挫折した)の母に原作の魅力や見どころを語りつつ、前方の彼女たちも舞台を見に行くのだろうか、とふと思う。
地上に出て劇場へ向かうと、その少女3人も同じ方向へ進み、そのまま劇場の中へと入っていく。
ああ、彼女たちも守り人好きなんだな、とマスクの下で密かににっこりした。
劇場内は涼しい。
夏特有の蒸し暑さに加え太陽がジリジリと照りつけるせいでさらに暑く暑い外とは大違いだ。
入り口の奥に貼られていた日生劇場の歴史を流し見しつつ、指定された座席へと向かう。
全く関係ない話だが劇場内の螺旋階段が美しかった。
私と母の座席は、1階席の左端。

どうやら少し早く着いてしまったようで、客席への扉が開いていない。
時間つぶしに客席の1つ下の階の売店を見に行くと、パンフレットが売っていた。
1800円と中学生でも払えない額ではなかったので、少し奮発して購入。
1階席のロビーに戻ってくると丁度扉が開いたので、客席の中へ入る。
開演まで時間があったので、トイレに行ったり購入したパンフレットを読んだりして待つ。
パンフレットの中身は主にキャストインタビューとトーク。
原作者の上橋菜穂子先生へのインタビューもあって、そこで先生がラルンガについて語った言葉が印象的だった。
ちょうど『精霊の守り人』の主題に沿っていて。
ラルンガも、絶対悪というわけではない。
客席が暗くなり、いよいよ舞台が始まる。
〈以後原作ファンによるただの語り〉
・水中の表現がすっごく美しい。今回チャグムに宿ったのが水の精霊だから水中の場面も多いんだけど、その度に鳥肌。
・バルサめっちゃ美人。歌声綺麗。最初に歌う時、途中からモブ商人がハモってくるの良い。モブ商人のちょっとふざけた態度にクスッと笑わせていただいた。
・チャグム救出後のもてなしお料理はない。皇族は神の子だから庶民がその目を見ると失明すると信じられているという設定もない。そこら辺掘り下げると面倒だから、短時間で終わらせる必要がある舞台で描写しないのは良い判断だと思う。
ただ、神の子だったチャグムが普通の庶民たちの生活に触れることで成長していく過程にはやっぱり、皇族の神聖性が重要かなって。
・二ノ妃からチャグムを託されたバルサは、トーヤとサヤの何でも屋にはよらないでそのままタンダの小屋にレッツゴー。つまりノギ屋の弁当シーンもカット。
ノギ屋の弁当、原作ではかなりの飯テロシーンなので……! 原作は知らないけど舞台観て好きだったって人は、是非。守り人シリーズに出てくる料理を再現したレシピ本『バルサの食卓』も発売中ですよ!!!!!(宣伝)
・タンダの小屋に向かう途中、夜空を見上げながらバルサが命について語る。これ本当に名言。と、ここで帝の差し向けた狩人が二人を襲撃。
ここの殺陣マジで美しい。原作シリーズ2巻の『闇の守り人』に出てくる槍舞いも、きっとこんな感じなんだろうな。
・タンダ!!!!! 原作ではあんまり戦うシーンなかったと記憶してるんだけど、この映画では土(砂?)の魔法(呪術)を使って戦ってる。かっこいいよ!
・タンダの山菜鍋はカットされてない! やった!
・タンダがすっっごいおちゃらけてる。チャグムに庶民の言葉遣いを教えるシーンとか、チャグムに「バルサと結婚しないの?」って聞かれたときに持ってたお玉と鍋蓋(?)を落とすシーンとか、めっちゃお客さんにウケてたし私も笑った。
私は今までタンダのことを周囲からは変わり者扱いされてるけどおっとりのんびりしてる優男(バルサの嫁)って思っていたんだけど、こういうノリが軽めのタンダも良き。
バルサは飄々としているように見えて、この時点では意外と色々抱え込みやすい人(だと私は解釈している)なんだけど、こういうコメディちっくなタンダのおかげでそういう悩みとか怒りとか薄められたらいいな、なんて勝手に思ってる。
・「死んだ動物の皮を着させてもらってる」好きな台詞。生き物は互いに命を喰らい合い、助け合いながら生きてるんだって。原作では毛皮はたしか出てこなかったけど、兎を屠るシーンで似たようなことを描いてた。めちゃ好き。
・越冬シーンもかなりカットされてる。原作だと冬から夏になるまでの間は、どことなくダラダラと長く寝た後のような気怠さが漂っていたから、多分舞台映えしないのも分かる。しないけど、そういうシーンを仄暗く気怠く描けるのは小説の魅力なんだろうなって。私は越冬シーン大好きです。
・雨乞いの歌好き。村人が逞しい。
・ラルンガ初登場。どうやってあれ表現するのかなと思ったら、ラルンガの足を持って武器みたいに扱ってた。なるほどなるほど。
・トロガイ〜〜〜〜! 登場シーンの曲が好き。欲を言うともう少し顔シワシワで色黒でも良かったのよ? 雛形あきこさん、二ノ妃との兼役お疲れ様です。
・サアナンに向かう途中、バルサが短槍で後ろを守りながら進んでいるの細かくて良き。ちゃんと、守るってこと忘れてなくて。
・シグサルアの花可愛いなあ
・シュガとジンがめっちゃイケメン。いや知ってる。原作小説読んだときからこいつらは絶対にイケメンだと思ってた。思ってたけど想像以上にイケメンだった。他の狩人もイケメン。そういえば原作でのこの時点の狩人の頭ってモンだったんだけど、いつの間にかジンがメイン張るようになってた。一応理由は書かれてるんだけど、舞台で完全に存在抹消されたモンちゃんかわいそ……。
・秘密の蔵の位置、もしや変更されてる……? 原作では聖導師の部屋の奥だった気がする。舞台ではそもそも聖導師という単語が出てこないし、星読博士の説明も多分あんまりされてない。あ、てことはこの舞台において、シュガは何やら光る宝石を空にかざしながら星がどうたらこうたらって呟いてる不思議系お兄さんだったのか……?
・ラルンガとの決戦で狩人が加勢に来るの、やっぱり胸熱。皇太子サグムが犠牲になっているからこそこの共闘が実現するのだと思うと少しもやるけど、それでも胸熱。
・ナージ関連の点と点が繋がる感覚も再現されてる。初めて『精霊の守り人』を読んだときの、真実を見つけたという興奮が蘇ってくる。三すくみもちゃんと採用。もちろん鳥肌。
・チャグム「産んであげたい」
……ちょっと、そういうものを感じてしまったのは親には内緒。別に上橋先生は男の子に出産させようと思って書いたわけではないから……!
・狩人に連れられてチャグムが宮に帰るシーンで、また命についての話が聞ける。
良い話だった……。
・舞台、とっても良かった……。原作知らないと分かりづらいだろうな、というシーンもありましたが、役者さんの演技と殺陣、そして音楽がとても美しかったです。
原作ファンの方は是非見に行ってください!
余談:舞台の後に代々木公園にある保護猫カフェで猫ちゃんと戯れてきました。かなり人馴れしてて、おもちゃにも沢山興味を示してくれてマッジで可愛かったです。保護猫カフェの人たちもとても親切で親しみやすくて、なんだか親戚の家を訪れたような感覚でした。
多頭飼育崩壊から救出された子が多いのが印象的で、家に帰ってから多頭飼育崩壊について調べてみたところ、かなり凄惨な現実を知ることができました。
なんていうか、身勝手な考えかもしれませんが、人間の気まぐれに他の動物が振り回されているのって、すごく残酷ですね。愛玩するために生殖能力を奪うのも、それを怠ったがために悲惨な結末を迎えさせてしまうことも……。
つい数時間前に観た『精霊の守り人』と少し話がリンクしているような気がして、不思議で。だからこそ、より一層重く感じました。
いつか人間の手によって不幸になる動物が、少しでも減ると良いな、と願うばかりです。
そんな私も、虫に優しくできるかと言われればきっと、yesとは言えないのですが……。
ここまでお付き合いくださりありがとうございました。
それではまた。