在りし日の箱庭

好きなゲームやキャラクターのお話なんかをしていきます。

聖戦の系譜の音楽が好き

FE聖戦の音楽が好き

こんにちは、桃源です。ファイアーエムブレム聖戦の系譜、プレイ中です。

題名にもある通り聖戦の音楽が本当に好きです。マジで名曲揃いだと思う。

まずマップ音楽。以下ちょっとネタバレ含みます。

序章、1章は華やかでこれからの未来への期待というかなんというか……そういう明るさがあるのに、2章からだんだんと切なげな音楽になっていって……。

2章、3章の音楽はなんとなく、秋のイメージがします。葉が落ちていって、冬に近づこうとしている時季の。特に3章はエルトとの対決が迫っているということもあって、二人の葛藤と覚悟が感じられるような。先の展開を知っていると、一歩ずつ滅びに向かって歩みだしているような気も。

4章はマップも相まって完全に冬だなって。静かで厳かな旋律、無性に肌寒く物悲しくなる……。

親世代の終章・5章の音楽は4章とは打って変わって、序盤のような勇ましい音楽。ただ纏う雰囲気が明らかに違う。章の始めのナレーションといい、シグルドと神父様の会話といい、破滅の運命はもう見え始めているのに、それでも必死に足掻こうとするシグルドたち、のように感じられます。「運命の扉」というタイトルがまた良いですよね……クロード神父のお言葉が胸に沁みます。

敵軍フェーズの音楽もすごく、相手の特徴を的確に表していて良いですよね。ヴェルダン軍やオーガヒル軍はいかにも賊って感じな一方、アグストリア軍の音楽は甲冑に身を包んだ騎士たちがこちらに突進してきているイメージが浮かんで。

シレジア軍の音楽は敵の妖しさというか、どこから襲われるか分からない恐怖というか。シレジアって本当守りに適した国だと思います。

今は5章攻略途中なので6章以降の音楽はまだ分からないのですが、きっと良い曲なんだろうな……楽しみです。

杖使用時の音楽。過酷な戦場において癒やしを感じられるような優しい曲調だと思います。単純な音の繰り返しのはずなのに……音楽ってすごいですね。

シルヴィアが踊った時の音楽。調べてみたところ踊子おうえんというそうです。それと彼女が自分からモブに攻撃したときは専用の曲、踊子たたかうが流れるんですね。シルヴィアらしい軽やかで弾むような音楽、可愛らしいです。たたかうの方はシルヴィアが攻撃する場合があまり無いので滅多に聞けないのが残念ですが……。

自分から攻撃した時の高潔で勇ましい音楽とは対照的に、敵から攻撃された時の音楽は守り、受けを重視した緊張感が感じられる気がします。剣を構えて腰を少し落とし、眼球だけを彷徨わせているモブ兵さんの姿が頭の中に浮かびます。……序章、1章で斧持ってスタスタ歩いてくる敵の印象が強かったからでしょうか。

他、会話の物悲しい音楽やデュー関連の音楽も好きです。

あと忘れちゃいけないのが仲間入りの音楽!あの曲通して説得の流れを表現しているように思えて本当に好きなんです。

最初の2小節は新しい仲間になれそうな人との出会い、次の2小節での低音は敵の言葉、その次の「ファミドレラソミ」という高音のメロディーは説得役の人の言葉。そこから低音と高音が交互に繰り返されるのは、仲間入りを拒む敵を味方が必死に説得するやり取り。最終的に低音と高音が重なり合う……と思うんですけど、そこは見事心が通じ合って敵が味方になってくれたとき。

昔のFEの何が楽しいかって、勿論戦闘もなんですけど、やっぱり説得によって敵を味方にすることが本当に楽しいんですよ。最近は最初から仲間だったりストーリー進行で自動的に仲間になったりするユニットが殆どだと思うんですけど、昔の敵が味方になるシステム好きだからもっと増やして……。

キリが無くなっちゃいそうなので今回はここまで。

お付き合いくださりありがとうございました、それではさようなら。